こんにちは。L’amour clinic Tokyo 院長の片岡です。
本記事では、糸リフトを受ける前に必ず知っておきたい「副作用」と「リスク」について、小顔専門医の視点でわかりやすく解説していきます。
糸リフトは切らずにリフトアップできる画期的な美容施術ですが、医療行為である以上、一定の副作用や合併症リスクが存在します。
この記事を読むことで、「どのような副作用があるのか」「何を避ければトラブルを防げるのか」を理解していただけます。
そもそも糸リフトとは?
糸リフトは、特殊な吸収糸を皮膚の下に挿入してたるみを引き上げ、フェイスラインや頬のもたつきを改善する美容医療の一種です。
切開を伴わないためダウンタイムが比較的短く、20〜50代の幅広い世代に選ばれています。
よく使用される素材
- PDO:ポリジオキサノン。6〜10ヶ月で吸収。
- PCL:ポリカプロラクトン。12〜18ヶ月で吸収。
- WPCL:高密度コグと高持続性。深層支持に適す。
- Lスレッド:肌質改善とハリ形成を兼ねた設計。
糸リフトで起こり得る副作用・リスク一覧
- 腫れ・浮腫:通常1〜5日以内で改善
- 内出血:2〜3日目がピークで1週間前後で自然吸収
- 痛み・しびれ:神経近接部位への刺激により一時的
- 引きつれ・凹凸感:皮下の糸の張力で一時的に発生
- 感染:ごく稀だが抗生剤内服や抜去対応が必要な場合あり
- 左右差:腫れや筋肉緊張によるもので一過性
副作用が起こる原因と背景
糸リフトにおける副作用は、次のような要因が関係します:
1. 創傷治癒反応
異物(糸)を挿入すると、体内で炎症→繊維化というプロセスが起き、これが腫れや痛みに繋がります。
2. 糸の素材と生体適合性
素材 | 吸収期間 | 反応性 |
---|---|---|
PDO | 6〜10ヶ月 | やや高い |
PCL | 12〜18ヶ月 | 低刺激・柔軟 |
WPCL | 15〜20ヶ月 | 中等度反応・深層向き |
3. 層の誤認・過度な牽引
適切な層を選ばず過剰に引き上げると、神経への圧迫や糸の露出が起こる可能性があります。
副作用を防ぐには?医師目線の安全対策
- 術前カウンセリングで既往歴と皮膚構造を診断
- 素材と層の最適化(表層→PDO、深層→WPCL)
- 術中は滅菌・麻酔・位置確認を徹底
- 術後は再診・LINE相談・内服処方を行う
実際の相談事例と当院の対応
- 30代女性:引きつれ → 冷却+1週間で改善
- 40代女性:腫れによる隆起 → エコー診断+内服管理
- 50代男性:しびれ感 → 神経反応と判断し経過観察
L’amour clinic Tokyoのリスク管理と保証体制
- 術前:皮膚診断・既往歴確認・シミュレーション
- 術中:麻酔・無菌操作・エコー確認
- 術後:無料再診、LINE相談、必要時の無償修正
まとめ|糸リフトを安全に受けるために
糸リフトは確かな知識と医師の経験があれば、安全かつ効果的に受けることが可能です。
当院では、安全性を最優先に、患者様の不安に丁寧に向き合いながらご提案しています。
L’amour clinic Tokyo 情報
L’amour clinic Tokyo(ラムールクリニック東京)
〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂2丁目16-5 セントラル共立ビル 6階
📞 TEL:03-1234-5678
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