糸リフトとHIFUの違いを医師が徹底解説|小顔効果・痛み・ダウンタイムの違いとは?

こんにちは。L’amour clinic Tokyo 院長の片岡です。
今回は「糸リフトとHIFU(ハイフ)の違い」について、美容医療における解剖学・施術理論・効果・ダウンタイムなどの視点から、専門的に解説していきます。

「どちらが自分に向いているか分からない」「痛みや効果の差が気になる」
そんな方に、医師の立場から実際の症例・技術背景をもとにお話しします。


原理の違い|“引き上げる” vs “引き締める”

糸リフト:皮下組織に糸(PCLやPDOなど)を挿入し、物理的にたるんだ組織を引き上げる治療。さらに、糸の周囲でコラーゲンが生成され、肌のハリもアップ。

HIFU(高密度焦点式超音波):超音波の熱エネルギーをSMAS筋膜や真皮層にピンポイントで照射。熱収縮による“引き締め”効果で輪郭を整える施術です。

項目 糸リフト HIFU
アプローチ層 皮下脂肪層〜SMAS 真皮下層〜SMAS
仕組み 糸による引き上げ+コラーゲン増生 熱凝固による筋膜の引き締め
効果の即効性 あり(当日実感) あり(2〜4週間後がピーク)
持続期間 約12ヶ月〜18ヶ月 約3ヶ月〜6ヶ月
麻酔 静脈麻酔・局所麻酔併用 不要〜表面麻酔程度

効果・痛み・コスト・通院頻度で比較

比較項目 糸リフト HIFU
小顔効果 ◎(ボリュームごと引き上げ) ○(引き締めによる輪郭改善)
たるみ改善 ◎(即時+長期効果) △(軽度のたるみに有効)
痛み 麻酔により抑えられる 部位によりチクチク感あり
費用 10万円台後半〜 3〜5万円/回
通院頻度 基本1回/年 2〜3ヶ月毎推奨

どちらが自分に合っている?

  • 20〜30代・軽度なたるみ:HIFUのみでも十分効果が出やすい
  • 40代以降・中〜重度たるみ:糸リフトを主体に、HIFU併用で持続力UP
  • エラ張り・脂肪多め:糸リフト+脂肪溶解注射の組み合わせもおすすめ

併用治療の相性とタイミング

  • 糸リフト後2〜3ヶ月でHIFU:皮膚のタイトニングとたるみ再発防止に◎
  • HIFU先行→糸リフト:軽度のたるみ改善後に、より明確なリフトアップを
  • 輪郭のもたつき+肌の緩み:糸で形を整え、HIFUで肌を引き締める黄金バランス

よくある誤解と医師の判断基準

Q:HIFUで十分リフトアップできますか?
A:軽度のたるみ・20〜30代の方には有効です。ただし、中等度以上のたるみには糸リフトが必要です。

Q:両方やるとやりすぎになりませんか?
A:計画的に組み合わせることで自然な仕上がりが可能です。施術間隔の設定が重要です。

Q:糸が怖いです。HIFUで代用できますか?
A:構造的なリフトはHIFUでは不十分な場合があります。リスクの少ない糸・麻酔法を用いた施術が可能です。

まとめ:あなたに合う施術を選ぶために

糸リフトとHIFUは、それぞれの特性を活かせば非常に効果的な治療です。
当院では、お顔の骨格・脂肪量・たるみの進行度を診察した上で、最適な治療プランをご提案します。

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L’amour clinic Tokyo 情報

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〒150-0002 東京都渋谷区渋谷1丁目8-7 第27SYビル 3階
📞 TEL:03-1234-5678
🕙 診療時間:10:00〜19:00(不定休)
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