こんにちは。L’amour clinic Tokyo 院長の片岡です。
今回は「糸リフトのダウンタイム・腫れ・痛みをいかに抑えるか?」というテーマについて、医学的視点から丁寧に解説していきます。
糸リフトを受けたいけれど「腫れそう」「痛みが不安」という声を多くいただきます。
そこで、術後の過ごし方やダウンタイムを最小限にする工夫を、具体的な対策とQ&A形式も交えながらお伝えします。
糸リフトのダウンタイムとは?
糸リフトのダウンタイムとは、施術後に起こる腫れ・むくみ・違和感・内出血などの回復期間を指します。
症状の出方には個人差がありますが、以下が目安です:
- 腫れ:1〜3日がピーク、5〜7日で落ち着く
- 内出血:出る場合は紫〜黄色に変化しながら1〜2週間で消失
- 引きつれ感:約1週間、笑ったり大きく口を開けた際に感じる
- 痛み:局所的な筋肉痛のような鈍痛が2〜5日程度
当院では痛みや腫れを最小限にする工夫を多数取り入れています。詳細は次の項目でご紹介します。
ダウンタイムを左右する3つの要因
個人差はありますが、ダウンタイムの長さや症状は以下の3つに大きく影響されます:
- 体質:浮腫みやすい、内出血しやすい体質の方は腫れが強めに出ることがあります。
- 糸の種類と本数:太い糸・コグの多い糸ほどしっかり上がりますが、組織刺激も強くなります。
- 施術技術:挿入層や針の操作によって、内出血や痛みの出方が変わります。
当院では、できる限り腫れ・内出血を抑える施術設計を行っています。
術後48時間でやるべき3つのケア
ダウンタイムを短くするために最も大切なのが術後48時間の過ごし方です。
- 冷やす:保冷剤や冷却ジェルをガーゼ越しに優しく当ててください(10分×数回/1日)
- 頭を高くして寝る:枕を2つ重ねて心臓より顔が高い位置にすると腫れを抑えられます
- 血流を急に上げない:熱いお風呂・運動・飲酒はNG。静かに過ごしましょう
内出血や腫れは「炎症反応」です。最初の2日で丁寧にケアすることで、その後の回復が大きく変わります。
術後1週間までの注意点
ダウンタイムを長引かせないためには刺激を避けることが最も重要です。以下の点にご注意ください:
- 洗顔・スキンケア:当日夜からOKですが、強くこすらないように優しく洗いましょう。
- メイク:施術部位を避ければ翌日から可能です(針穴部分のみ24時間空ける)。
- マッサージ・エステ:2週間NG。マッサージで糸がズレる可能性があります。
- うつ伏せ寝:避けてください。顔が圧迫されると腫れや糸の移動の原因になります。
- 笑いすぎや大きな口あけ:数日は控えめに。引きつり感の回復を助けます。
腫れ・痛みを最小限にするための当院の対策
L’amour clinic Tokyoでは、以下のような対策を導入しています:
- 超極細カニューレ針を使用し、針によるダメージを最小限に
- 静脈麻酔・局所麻酔+神経ブロック併用で痛みを抑制
- 腫れ止めの内服・外用薬をセットで処方
- 糸の種類・層を個別設計し、必要最小限で最大効果を狙う
また、ご希望の方には炎症予防点滴や術後専用冷却パックもご用意しています。
よくある質問(Q&A)
患者様から多く寄せられる不安・疑問にお答えします。
Q. 引きつった感じがずっと残るのでは?
A. 通常1週間以内に自然に緩和します。皮膚や筋肉の「順応」が起こるため、心配ありません。
Q. 糸が異物として残らない?
A. 糸は全て生体吸収素材で、約6ヶ月〜20ヶ月かけて自然に分解されます。
Q. しびれや麻痺が出ることは?
A. 稀に圧迫や炎症により軽微なしびれ感を感じることがありますが、多くは1〜2週間で改善します。
Q. 左右差が出ることはありますか?
• 腫れや浮腫みの出方により術直後は左右差を感じることがありますが、数日〜1週間で整っていきます。
Q5. 糸が透けて見えることはありませんか?
A. 皮膚が非常に薄い方や過度な照明下では、ごくまれにライン状の影として確認されることがありますが、通常は自然光では分かりません。
まとめ|正しいケアで快適な回復を
糸リフトは正しく施術・ケアを行えば、ダウンタイムは非常に短く、自然な若返りが叶う施術です。
あなたの不安を少しでも減らすために、カウンセリング時にはぜひご相談ください。
L’amour clinic Tokyo 情報
L’amour clinic Tokyo(ラムールクリニック東京)
〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂2丁目16-5 セントラル共立ビル 6階
📞 TEL:03-1234-5678
🕙 診療時間:10:00〜19:00(不定休)
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