こんにちは。L’amour clinic Tokyo 院長の片岡です。
今回は「糸リフトが本当に効果を発揮する人・注意が必要な人」について、医学的な見地から詳しくご説明いたします。
「自分は糸リフトの適応なのか?」「脂肪が多いけど効果はある?」
そんなお悩みに、小顔専門医の立場から正直にお答えします。
糸リフトとは?|施術の基本をおさらい
糸リフトとは、特殊な吸収性の糸(PCLやPDOなど)を皮下に挿入し、たるんだフェイスラインを引き上げるリフトアップ治療です。
糸による物理的な引き上げに加え、コラーゲン増生によるハリ感向上も期待できます。
糸リフトが向いている人の特徴
- 軽度〜中等度のたるみがある
- 皮膚の厚みやハリがある程度保たれている
- 30〜50代の方(たるみの進行が始まった層)
- 脂肪が多すぎない(脂肪過多はリフト効果が出にくい)
- ダウンタイムが多少取れる(腫れ・むくみ対策)
理想的な患者様は、「フェイスラインがぼやけてきたけど手術は避けたい」という方です。
糸リフトが向いていない/注意が必要な人の特徴
- 皮下脂肪が多すぎる方:糸が深部に届かず、効果が分かりにくくなる可能性があります。
- 皮膚のたるみが強すぎる方:60代以降の重度のたるみには外科的フェイスリフトの方が有効なケースも。
- コラーゲン生成が落ちている方:極度の乾燥肌や痩せ型体質の方は反応が弱い場合があります。
- 過去に多くの注入施術・異物注入歴がある方:皮膚の滑りが悪く糸が噛みづらいことがあります。
- 表情筋が過剰に発達している方:引き上げた糸が表情で戻されやすい。
よくある勘違いとアドバイス
- 「脂肪が多い=糸リフトで全部解決できる」
実際には脂肪吸引注射(脂肪溶解)と併用が効果的です。 - 「何本入れても上がらない」
本数よりも糸の種類・挿入層・角度が重要です。 - 「すぐに笑える・大きく口を開ける」
術後1〜2週間はツッパリ感・違和感があるのが正常反応です。
チェックリスト|あなたの適応は?
- フェイスラインがもたついてきた
- 笑った時にマリオネットラインが目立つ
- 頬が下に下がってメイクが決まらない
- マスク生活で輪郭の緩みに気づいた
- 糸だけでなくヒアルロン酸・HIFUなど併用も検討したい
3つ以上当てはまる方は、一度カウンセリングを受けてみる価値があります。
施術前に大切なこと
当院では、施術前に顔の骨格・皮膚の厚み・脂肪のつき方を丁寧に診察した上で、糸の種類や挿入位置を設計します。
例:WPCLを深部に使用し、PDOで仕上げる2層設計など
まとめ:医師の診断を踏まえて“適応”を見極めよう
糸リフトは、全ての人に万能な治療ではありません。
だからこそ、専門医による診断と適切な設計が、美しい結果への近道です。
「向いているか分からない」そんな方こそ、お気軽にご相談ください。
L’amour clinic Tokyo 情報
L’amour clinic Tokyo(ラムールクリニック東京)
〒150-0002 東京都渋谷区渋谷1丁目8-7 第27SYビル 3階
📞 TEL:03-1234-5678
🕙 診療時間:10:00〜19:00(不定休)
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