こんにちは、L’amour clinic Tokyo(ラムールクリニック東京)院長の片岡です。
糸リフトは、切らずにフェイスラインを引き上げる人気の施術ですが、「数週間後にたるみが戻った」「逆にたるんで見える」といったご相談を受けることもあります。今回は、施術後のたるみの原因とその対処法、予防策までを美容医師の視点から詳しく解説します。
糸リフト後のたるみの原因とは?
糸リフト施術後に生じるたるみには、主に以下のような要因があります:
- 腫れや浮腫による一時的なたるみ:施術後1週間程度で自然に改善
- 糸の引き上げが足りない:皮膚の厚みや脂肪量とのバランス不良
- 糸の固定が不十分:皮下の支持組織にしっかりと固定されていないケース
- もともとの皮膚の弛緩が強い:糸単独では限界があるため、他施術併用が必要
術後にたるみを感じた場合の対処法
顔のたるみが気になる場合、まずは術後何日目かを確認することが重要です。
1週間以内なら腫れや浮腫の可能性が高い
この時期はアイシングや就寝時の枕の高さ調整(頭部を高く)を推奨します。
2週間以上経過していても改善しない場合
以下の方法を検討しましょう:
- 再診による状態評価
- ヒアルロン酸や脂肪溶解注射の併用
- 必要に応じて追加の糸リフト施術
改善のための具体的なアプローチ
たるみ対策として当院では以下を推奨しています:
- ヒアルロン酸注入:中顔面やフェイスラインのボリューム補正
- 脂肪溶解注射(カベリンなど):脂肪が重く下垂している場合に有効
- リジュラン・スネコスなどの肌再生注射:皮膚の弾力性向上
予防のために意識したい生活習慣
- 就寝時は仰向け・枕高め
- 激しい表情運動や咀嚼は控える
- 施術後1ヶ月は強いマッサージNG
- タンパク質・ビタミンを意識した栄養摂取
併用施術でたるみを防ぐ戦略
糸リフトの限界を補う施術併用例:
- 脂肪吸引注射との併用:フェイスラインがシャープに
- 糸リフト×ヒアルロン酸:構造的な持ち上げをサポート
よくあるご質問(Q&A)
- Q1. 糸リフト後に顔がたるんだ気がします。失敗ですか?
- A. 腫れやむくみによる一時的なものか、脂肪量が多いことが原因のケースもあります。一度クリニックで診察をおすすめします。
- Q2. 糸の引き上げ力が足りなかった場合、再施術は可能ですか?
- A. 可能です。ただし、皮膚や組織の状態を見ながら慎重に判断します。
- Q3. たるみを防ぐには何が有効ですか?
- A. 定期的なメンテナンス(糸リフト・肌再生注射)と生活習慣の見直しが大切です。
- Q4. 糸リフト後に脂肪が垂れて見えるのはなぜ?
- A. 糸で支えきれない脂肪量が原因です。脂肪溶解や吸引を併用すると改善します。
- Q5. 糸が皮膚を引っ張って顔が不自然になりますか?
- A. 当院では自然な引き上げを重視したデザインを行うため、違和感のない仕上がりを目指しています。
まとめ
糸リフト後のたるみは、適切な施術とアフターケアによって大きく改善可能です。違和感を感じた際は、放置せずに医師へ相談してください。
当院では、一人ひとりのお顔の状態に合わせたオーダーメイドのリフトアップをご提案しています。
L’amour clinic Tokyo 情報
L’amour clinic Tokyo(ラムールクリニック東京)
〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂2丁目16-5 セントラル共立ビル 6階
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